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2013/6/21 新潟県経営者協会

これからの人事・賃金施策のあり方とそのポイント

 今年に入りアベノミックスの効果もあり、円安、株高で企業業績は明るい兆しが見え始めています。それでもこれが地方に波及するのはまだ時間がかかります。現況を脱却するためには、最大の固定費である人件費を何とかせねばと対策を練っています。人件費削減のため人員削減、昇給ストップ、賞与ゼロといった施策がとられることも珍しくありません。しかし『ヒト』は売上・収益を獲得する原動力です。むやみに人を減らし、賃金を減らしてやる気をなくしてしまっては、縮小スパイラルに陥り、また次の芽を摘むことになり、元も子も無くなります。そういう意味では大変『難しい時代』です。限られた人件費原資の中で、社員のやる気を高め、企業業績を上げる人事制度が求められています。
 本セミナー講師の河合コンサルティング代表の河合克彦氏は『難しい時代』のあるべき人事制度は、『役割』『能力』『成果』の三つ要素の特質を活かし、それを調和させることが必要だとして、次のような内容の『トライアングル人事制度』を提起されています。

  (1) まず人件費原資ありき
    @ 人件費原資は、付加価値と適正労働分配率線から得る
    A 人件費は人数と賃金水準(昇給・賞与等)、共通人件費(退職金、福利厚生費等)の組み合
      わせがポイント
    B 従って人員数、昇給・賞与、共通人件費の関係の中で全体最適の施策を考える必要がある
  (2) 個人の満足
    @ 子供を育てることのできる賃金レベル
    A 的確な評価とそれに対応する賃金
    B 能力に見合った役割が与えられ、その役割を果たすことによって自己実現ができること
  (3) 企業の満足
    @ 現在の付加価値の獲得(当面の業績目標の達成)
    A 将来の付加価値の獲得(組織活性化施策の効果的遂行)
  (4) 日本的経営の情緒
    @ 従業員を大切にする経営
    A チームプレイの重視

 本セミナーでは上記の内容の『トライアングル人事制度』を詳しく解説すると同時に、昇給計算を演習で実感していただきます。
 
   (1) 適正労働分配率線による総額人件費管理
   (2) 昇給・賞与計算
開催日 :
平成25年6月21日(金)
時 間 :
10:00 〜 16:30
主 催 :
新潟県経営者協会
講 師 :
(株)河合コンサルティング 代表取締役
河合 克彦 氏(かわい かつひこ)
講義内容 :
オリエンテーション

1 最近の人事賃金関連の動きをどう読み取るか
 (1) 賃金カーブについて(標準生計費、初任給・中途採用者の賃金)
 (2) 同一労働・同一賃金について
 (3) パート・派遣・業務委託・請負について
 (4) 高齢年齢者再雇用について

2 人件費原資をどのように算定するか
 (1) 付加価値とは
 (2) 活動ベースの付加価値
 (3) 適正労働分配率線による総額人件費管理

  【実演】『適正労働分配率線による総額人件費管理ソフト』の実演

3 『難しい時代』のあるべき人事制度
 (1) 役割主義、能力主義、成果主義 いろいろあるが、何を選択すべきか
 (2) これからの人事の方向性…役割・能力・成果の特質を活かす『トライアング
    ル人事制度』

4 トライアングル人事制度
 (1) 役割・能力・成果を明確にする
 (2) 役割・能力・成果を的確に評価するには

5 役割目標によるマネジメント
 (1) 個人目標
 (2) 部門目標
 (3) 役割期待

6 評価結果をどのように処遇に反映させるか
 (1) 賃金構成をどのように考えるか
 (2) 昇給をどのように考えるか
 (3) 賞与をどのように考えるか
 (4) 昇格をどのように考えるか

  【演習】 賃金表によらない『昇給計算』の演習

  【実演】 『昇給計算』『賞与計算』ソフトの実演

7 人事制度再構築の具体的な仕方とステップ

質疑応答/まとめ


※ 講義内容は変更になることがございます


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